インディアン鉛筆 
画用・速記用 PAGODA(パゴダ) No.400

インディアン鉛筆というメーカーの名を初めて知りました。
そこでこのメーカーのことを知りたいと色々調べましたが、殆どわかりませんでした。
鉛筆に精通する方のサイトを拝見すれば詳細が分かるのかもしれませんが。
昭和の時代に販売されたレトロな鉛筆ということだけは分かっています。

ついでに鉛筆のことを少し調べました。
1662年ごろドイツのニュルンベルクでフリードリッヒ・ステッドラーが発明。
その後、子孫が生産・販売して会社を設立。日本には東京にステッドラー日本株式会社が
あり、大阪と名古屋に事業所が置かれています。

話はガラッと変わりますが、詩人・西脇順三郎の詩の一部に、


タイフーンの吹いている朝 
近所の店に行って あの黄色い外国製の鉛筆を買った
扇のように軽い鉛筆だ けずった木屑を燃やすと バラモンのにおいがする
門を閉じて思うのだ
明日はもう秋だ


この黄色い外国製の鉛筆とことを検索していたら、ステッドラー社にPAGODA(パゴダ)と
言う名の鉛筆があったことを知りました。
ちなみにPAGODA(パゴダ)とは日本では一般的に「仏塔」と訳されていて、バラモンとか
仏塔とか何か関係がありそう、と感じました。








もともとインディアン社の鉛筆ですが、藁をも縋る思いで日本ステッドーラー社に問い
合わせてみました。
結論から言うと、確かにステッドラー社にPAGODA(パゴダ)という黄色い鉛筆は過去に
あったそうですが、ナンバーが6279というものでした。
とても懇切丁寧に応対をしていただきました。「インディアン鉛筆はご存知ですか?」と
最後に尋ねると「聞いたことないですねー」とお聞きし、お礼を言って電話を切りました。

インディアン鉛筆社No.400の鉛筆については、詳細が判明したら加筆したいと思います