STENOTYPE タイプライター (小型速記タイプライター)

左の画像は、上蓋を取った状態で、右側のものはひっくり返して、底蓋を取った状態です
が、それほど複雑にはなっていません。

東大医学部の緒方富雄氏が昭和3年のシカゴ万博からステノタイプを持ちかえりました。
川上晃氏発明のソクタイプを「速タイブ」と命名したのがこの緒方氏だったそうです。


歴史上機械式速記が出現したのが、1911年(明治44年)アメリカのワード・ストン・アイ
ランドが実用的な速記機械と機械速記法を発明しました。表音主義で文字が細いテープ上
に印刷されました。
日本では1943年(昭和18年)に機械速記法「ソクタイプ」が現れました。発明者は川上晃
氏。日本速記協会のHPにも記載があります。

上記の画像は、アメリカのステノタイプ社製のソクタイプです。(ロゴマーク T・S・CO)
横幅19.5p、奥行き25p、高さは12p、重量は2.4sでそれほど重たいものでなく、携帯
できるタイプですね。