中根式速記協会のポケットカレンダーですが、昭和58年の干支が^ということで、
速記文字による猪の画がありました。これは「中根式速記文字画」と言うそうです。

速記道楽のブラックさんによると、

使用されている線は、中根式の基本文字です。
単純に左から解読して、最後に文章にすれば意味がわかるようになっているようです。
ただ、それでは意味が通らない所があるので、絵柄として成立させるには多少の線の
入れ替えはやむを得ないとのことでした。
「わたしたち」の箇所ですが、符合を左側から単純に読むと「わしたちた」、
「わりあい(割合)に」も「わりにあい」ですね。

 この昭和58年版イノシシの絵は中根康雄さんの作だそうです。
(「速雄」は、康雄先生の別名らしいです)

◆訳
 
わたしたちが、つき進むときは、イノシシを(命を、というシャレ)かけますが
しかし、割合、用心深いんだぞ。


ポケットカレンダー