チン時計

この画像の時計は昭和30年代に使用されていました。いわばアナログ時代の
チン時計です。現在は音声認識システムを採用したり、ビデオ録画再生によ
る直打ち方式に切り替わっているそうで、速記者が4人から2人体制で対応し
ている場も目にします。以上のように国会における現在の速記方式とは異なっ
ている部分があります。

なお、このチン時計は、時計としては使用できますが、ベルを鳴らすネジが鳴
らないように外してあり、また時刻合わせのネジも外しています。つまり目覚
ましの機能はなくなってしまっています。

速記道楽のブラック氏に言わせると「チン時計」と言うそうです。
国会の予算委員会のテレビ中継を見ていると、時折り「チ〜ン」という
金属音が聞こえてきます。10分経過し速記者の交替の合図を知らせる音で、
詳細↓をブラック氏が説明しています。