『雨の嵐山』
作詩・作曲長渕剛 編曲船山基紀

 この曲は昭和52年(1977)に発表されたデビューシングル
レコードのCD盤で、昭和63年に発売されました。
 小さなCDが収納されていて、コンパクトに半分に折ること
ができるため、真ん中あたりに折り目が付いてしまいました。
こういう形式のシングルCDは、比較的新しいのでご存知の方も
多いと思います。

 物置きや押し入れの奥から出てきた品々をご紹介します。
古いもの、新しいもの、そろそろガラクタになるもの、そして懐かしいものが
出てきました。この頁はEPレコードジャケット編です。ホンのひとときを
お過ごしください。

『ろくなもんじゃねえ』
作詩・作曲長渕剛 編曲瀬尾一三・長渕剛

 この曲もコンサートで合唱する曲です。
B面の『勇次』を好きな方もたくさんいると思います。
つめ入りの学生服が似合うさわやかな表情です。

『木綿のハンカチーフ』
作詩松本隆 作曲筒美京平 編曲筒美京平・萩田光雄

 この曲は本当にヒットしました。今でも時折聞きます。
「春日部の歌姫」などと呼ばれたこともありました。
キャンディーズが結成される時、太田裕美も入れた4人
のグループという構想もあったと何かで読んだことがあ
ります。

『卒業写真』
作詩・作曲荒井由美 編曲服部克久

 昭和49年(1974)にフォークグループ赤い鳥が解散しました。
その後、メンバーのうち二人は「紙風船」として、そして三人は
「ハイ・ファイ・セット」として活動を開始しました。ハーモニー
が素晴らしいグループです。
 赤い鳥の後期のメンバーにドラムス担当だった渡辺俊幸という方
がいました。テレビドラマ等で最後に出演者やスタッフの字幕が出
ますが、時々「音楽 渡辺俊幸」という文字が流れると「おぉー赤い
鳥メンバーだ!」と私はいつも小さく叫んでしまいます。

『酒と泪と男と女』
作詞・作曲河島英五 編曲宮本光雄

記録よりも、人々の記憶に残る曲ではないでしょうか。

『気ままにREFLECTION』
作詞三浦徳子 作曲井上大輔 プラスアレンジ佐藤準

 日清UFOのイメージソングだった曲です。
杏里の代表作はなんと言っても「オリビアを聴きながら・・』
と思います。このレコードを購入した理由はこのジャケットの
表情が気に入ったからです(^^;
 グループサウンズ全盛時に、ジャッキー吉川とブルーコメッツ
がいましたが、三原綱木とともにボーカルやサックス・フルート
を演奏していたのが井上大輔でした。この曲の作曲者です。

『YaYaあの時代(とき)を忘れない』
作詞・作曲桑田佳祐 編曲サザンオールスターズ

 ロック調よりバラード調の曲が好きですが、この曲は気持ちを
落ち着かせてくれ、何か昔を思い出させてくれます。

『いとしのエリー』
作詞・作曲桑田佳祐 編曲サザンオールスターズ

 あまりにも有名な曲ですが、「エリー」とは桑田佳祐のお姉さんの
ことだと、最近知りました。

『流星』
作詞・作曲吉田拓郎 編曲鈴木茂

 この「流星」は拓郎の代表作に入ると思っています。
ライブCD二枚組の「豊かなる一日」の流星はジーンという気持ちに
してくれます。
 私はライブ盤が好みです。もう30年前ぐらいでしょうか、拓郎と小
室等がラジオで対談をした時、小室等が「たくろうのコンサートって、
ホント男のお客さんが多い」と半分呆れながら言っていました。
 ちなみに拓郎のあの迫力ある声は、そういう声にしたくて学生時代
応援団に入ったと学生時代の友人が言っていました。

『サマーピープル』
作詞岡本おさみ 作曲吉田拓郎 編曲松任谷正隆

 前の画像のもそうですが、左上の隅に「フォーライフ」というロゴ
マークがありますが、小室等・泉谷しげる・井上陽水そして拓郎の4人が
設立したレコード会社で、「フォー(4)」から始まる名称です。
 その設立記者会見の模様が思い出されます。

そんな

 

『ジェームス・ディーンのように』
作詩・作曲Johnny 編曲横浜銀蠅


 横浜銀蠅のギターを担当していたジョニーのソロです。
昭和56年(1981)に始まった八千草薫主演のTBSドラマ
「茜さんのお弁当」の主題歌でした。
自然とつま先がリズムをとってしまう曲です。

『守ってあげたい』
作詩・作曲松任谷由美 編曲松任谷正隆

 薬師丸ひろ子主演の映画「ねらわれた学園」の主題歌と
なった曲です。夫が編曲しています。

『あの日にかえりたい』
作詩・作曲荒井由美 編曲松任谷正隆

 数年前、ユーミンがラジオ番組に出演した時、司会者が
『歌の曲目が「〜たい」と付けるとヒットしますね』と言うと、
ユーミンが笑っていたことを思い出します。
 次の作品も「〜たい」という曲目です。

『愛はかげろう』
作詩・作曲三浦和人 編曲青木望

 昭和55年(1980)に発表されたこの曲は、現代のドラマの
主題歌あるいは挿入歌に採用されても、少しも色褪せていない
曲だと思います。

 特に珍しくはありませんが、EP盤に4曲入っていた
ものもありました。回転数はLP盤と同様に33回転になり
ます。
『メリーゴーランド』は、NTV系ドラマ「はぐれ刑事」
の主題歌になっていました。
 このジャケット、高橋まりだけがカメラ目線です。

『五番街のマリーへ』
作詞阿久悠 作曲・編曲都倉俊一

 紅一点の高橋真梨子は当時高橋まりと言っていました。
当時からその歌唱には高い評価がされていたと思います。

『心の旅』
作詩・作曲財津和夫 編曲青木望 弦管

 ボーカルの澄みきったような声が印象的です。
昭和48年(1973)に発表された曲で、その後『サボテンの花』
『虹とスニーカーの頃』とヒット曲が続きました。

 平成5年(1993)4月に放映されたドラマ「ひとつ屋根の下」
(出演江口洋介、福山雅治、山本耕史ほか)の主題歌になった
のが『サボテンの花』で毎週見ていました。

『星屑のステージ』
作詞売野稚勇 作曲・編曲芹澤廣明

この曲もハマります。
また、リードボーカルだった藤井郁弥のソロもいいですね。

『もしも明日が』
作詞荒木とよひさ 作曲三木たかし 編曲佐藤準

「わらべ」の第2弾の曲です。事情ができ、長女ののぞみは
いません。軽やかなタッチのいい歌です
このジャケットの裏面は、

『SACHIKO』
作詩小泉長一郎 作曲馬場章幸 編曲木村雅朗

その『SACHIKO』です。
前の画像と比較し、完全に毒気?が抜かれています。
いい笑顔です(^o^)

『いちご白書をもう一度』
作詩・作曲荒井由美 編曲瀬尾一三

 ユーミンの作詩・作曲です。
この頃から、他の歌手に自分の作品を提供することが一般化された
気がしています。
 左にいるのが、ばんばひろふみで、後にソロ時『SACHIKO』
をヒットさせました。

『とんぼ』
作詩・作曲長渕剛 編曲瀬尾一三・長渕剛


 デビュー当時は痩せていましたが、今では筋肉質となり、
昔の面影はあまり感じません。この曲はコンサートでみんなで
合唱する曲の一つです。デビュー当時と現在は歌い方が変化し
ていますが、魅力のある歌手の一人です。
 次回は「CDシングル編」のジャケットのページを作りたいと
考えていますが、ここで『雨の嵐山』という曲のジャケットを
ご紹介します。

『たえこ MY LOVE』
作詩・作曲吉田拓郎 編曲石川鷹彦

 前奏なしで、いきなり歌われるこの出だしはインパクトがあります。
編曲者の石川鷹彦は、当時も日本で5本の指に入るほどのギーターテク
ニックの持ち主です。
 「たえこ」とは誰なのか今もってわかりません。

『おきざりにした悲しみは』 
作詩岡本おさみ 作曲よしだたくろう

 数ある拓郎のレコードやCDの中で、ライブでこの曲が入って
いる盤を私は確認していません。B面は花酔曲(かようきょく)と
いう歌で曲全体が高音域で構成されています。
 

『涙のリクエスト』
作詞売野稚勇 作曲・編曲芹澤廣明

 チェッカーズのCDは何枚か持っています。
ノリがよく、いい曲がたくさんあると思います。

『めだかの兄妹』
作詩荒木とよひさ 作曲三木たかし 編曲坂本龍一

「欽ちゃんのどこまでやるの」でヒットした曲で、
全国の幼稚園でも歌われた曲ではないでしょうか。
公募された名前は左から、萩本のぞみ・かなえ・たまえ
です。(グループ名「わらべ」)
 坂本龍一が編曲とは知りませんでした。すごい布陣です。

サラダの国から来た娘』
作詩・作曲イルカ 編曲佐藤允彦

 イルカのコンサートはアコースティックの演奏が主で、
とても心あたたまる雰囲気が充満しています。
山田パンダらとフォークグループにいたこともあります。
また、イラストがうまい歌手です。

『神田川』
作詩喜多条忠 作曲南こうせつ 編曲木田高介

 ジャケット全体が「昭和」を感じさせてくれます。
私は山田パンダ(つぐと)の曲が好きで特に
『黄色い船』と『こもれ陽』が好きです。
 伊勢正三はその名のとおり、お殿様の家系だと
聞いたことがあります。

EPレコードジャケット編 その1

◇45回転のEPレコード盤がありました。ドーナツ盤の愛称でも呼ばれていましたが、
 そのジャケットをご覧ください。(敬称略)

◆『懐古館』に掲載した画像のものは、今のところ非売です。

『フィーリング Feelings』
作詩なかにし礼 作曲モーリス・アルバート 編曲田辺信一

 ハイ・ファイ・セットの力が十二分に発揮されたのが、
この曲で、洗練されたハーモニーの素晴らしさを表現
してくれています。

 となっています。
左の黒子姿は関根勤です。右の小堺一機はグレーの
出で立ちなのでクロ子に対して「グレ子」と呼ばれて
いました。

『チャコの海岸物語』
作詞・作曲桑田佳祐 編曲サザンオールスターズ

 湘南の風景が思い浮かぶ曲です。
高校時代桑田佳祐と同級生だったという知人がいますが、
その時も、やっぱりひょうきんだったそうです。